子供の頃、聖天様のお山で遊んではならないと、強く教えられておりました。あまりに強い霊力のため、子供は魂が獲られてしまうのだと云われておりました。
そう言われれば、言われる程、遊びたくなり毎日お山で遊んでおりました。その頃は、まだ山谷掘の川沿いに沢山の猪牙舟があり、その船で生活をする家族が沢山いました。山谷に住む同級生達と学校帰りに遊べる最後の場所が、この待乳山だったのです。この場所で遊び、お互いに家が何処にあるのか聞かずに別れるのが暗黙のマナーでした。
以来、かれこれ半世紀、ほぼ毎日お参りしている待乳山に新しい山門が建ちました。龍神の恵みの大雨の中、数百人の信徒が集まり般若心経をお唱えしました。
おん まか きゃろにきゃ そわか
おん きり ぎゃく うん そわか
おん