浅草寺本堂の西側、西参道の前あたりに設置されている像。
江戸時代は、「奥山(新奥山)」と呼ばれ、見世物小屋でにぎわった場所です。
私の先祖も見世物小屋を商いとしておりました。
さて、この写真の彫刻ですが、朝倉文夫による「雲」という彫刻です。
この場所には、私が幼少のころ、確か噴水(慈雲の泉)があったような・・・?
その噴水の真ん中にこの彫刻が置かれていたような記憶がございます。
現在は噴水は埋められてしまっており(たしか、お子さんの事故があったことがきっかけ?)ます。
この彫刻には「雲」という名前が付けられております。
なにか、辛そうな表情の人々が見上げる先には、もちろん浅草寺の本堂がございます。