俳句 待乳山聖天 浅草七福神

天狗坂もののみやぐらか春進む

待乳山聖天天狗坂
待乳山聖天 天狗坂

待乳山は昔は真土山と書いたそうです。その頃、汽水域のぬかるみで陸地らしき土が無い場所だったそうですが、突如、隆起により山が生まれ、ぬかるみではない真の土として名付けられたとの事です。

その後、修験者が浴油修行を行う霊山として崇められ、天狗坂と名付けられたそうです。

天狗といえば、右手に団扇、左手に虎の巻を持っているのですが、虎の巻とは、ヘブライ語のトーラー、つまり「旧約聖書」のモーゼ五書の事だという説があります。

推古天皇の頃からこの場所は神に祈りを捧げる場所だったのですね。

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